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ビジネス・業界2026-06-01
エヌビディアはなぜ自分でロボットを作らず、「脳」だけを提供するの?
結論から言うと、ロボット本体で競争するより「みんなの脳になる」ほうが、増えれば増えるほど儲かる立場だからです。
エヌビディアの狙いは、「ロボティクス界のAndroid」と呼ばれています。スマホ本体はいろんなメーカーが作るけれど、中のOS(基本ソフト)はGoogleのAndroid、という構図がありますよね。これと同じで、ロボット本体は各社が作り、その中の「脳」はエヌビディアが担う、という立ち位置を取ろうとしています。
この形が強いのは、自分でロボットを売り歩かなくても、世界中でロボットが増えるほど自動的に脳の需要が伸びるからです。実際、ボストン・ダイナミクスやLGエレクトロニクスなど名だたる企業が、エヌビディアの技術を使ったロボットを発表しています(2026年6月時点)。
しかもエヌビディアは、生成AI(ChatGPTなど)の世界で「裏側のGPUはほぼエヌビディア」という状態を一度作り上げた実績があります。同じことをロボットの世界でもう一度狙っている、というわけですね。だから「本命」と言われるんだなと、僕は腹落ちしました。