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ビジネス・業界2026-06-03

ヒューマノイドの値段と台数は「家庭用か企業用か」で読む

ヒューマノイドの「値段」と「生産台数」は、その数字だけ見ても意味がつかめません。家庭用を狙っているのか、企業用を狙っているのかとセットで読むと腑に落ちました。 たとえばTesla Optimusは、最終的に1台2〜3万ドル(約300〜450万円、1ドル150円換算)まで下げて、いずれ年1000万台規模で作ると言っています(2027年に向けた目標、2026年6月時点)。車のように一家に一台、を狙う数字です。 一方Boston DynamicsのAtlasは、業界の推測で1台あたり15万〜42万ドル(数千万円規模、2026年時点の推測)と桁が異なっており、Hyundaiと組んで2028年に年3万台の工場を計画しています。一見するとTeslaに大負けしているように見えます。 でも、Atlasは家庭用ではなく「巨大企業の工場用」に振り切っています。企業向けなら台数で勝負する必要がなく、24時間働いて元が取れるなら高くても売れる。だから高くて少量でも戦略として一貫しているんですね。 数字の大小だけで勝ち負けを決めない。「誰に売るロボットか」を先に見れば、値段も台数もちゃんと筋が通って見えてくるんだなあという学びでした。

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