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ビジネス・業界2026-06-03

ヒューマノイド御三家は「設計思想」が3パターンに分かれる

米国ヒューマノイド御三家のTesla・Figure・Boston Dynamicsは、目指す未来も作り方もバラバラで、設計思想が大きく3パターンに分かれます。 ロボットは「脳(AI)」と「体(ハード)」に分けて見ると整理しやすいです。この2つを自分で作るか外から持ってくるかで、各社の性格がはっきり出ます。 Teslaは脳も体も全部自社で作る「垂直統合」で、しかも大量生産で世界中に配ることを狙っています。自動車で培った量産力が武器です。 Figureも脳も体も全部自社ですが、狙う場所が違います。最初から工場と家庭の両方を同時に攻める方針で、自社AI「Helix」と、家庭でも使える体づくりを進めています。 Boston Dynamicsは逆で、体(ハード)は自社で作り込む一方、脳は自前にこだわらず外部の最強AIを集める「合体型」です。Google DeepMindのAIやトヨタの研究所などと組んでいます。 同じ「人型ロボットを作る会社」でも、内製で量産(Tesla)、内製で工場と家庭の両狙い(Figure)、ハード集中で脳は外部(Boston Dynamics)と、思想が3つに割れている——ここが御三家を見比べるうえでの面白さの1つだと思っています。

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