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ビジネス・業界2026-06-03
Boston Dynamicsは脳を自社で作らず「外部の最強AI」を集める
Boston Dynamicsは、同じく米国の企業であるTeslaやFigureと違って脳(AI)を自社で抱え込みません。体(ハード)の作り込みに集中して、脳は外部の強い相手を集めてくる「合体型」の戦略です。
具体的には、Google DeepMindと組んで、同社のロボット向けAI「Gemini Robotics」をAtlasに載せる計画を2026年1月(CES 2026)に発表しています。
さらにトヨタの研究所TRI(トヨタ・リサーチ・インスティテュート)とも、AI面で協業しています。
なぜ自分で作らないのか。Boston Dynamicsはもともと30年以上、ロボットの動き・制御の精度で群を抜いてきた会社です。倒立やバク転で有名ですね。その強みであるハードに資源を集中して、進化の速いAIは「いま一番強いところ」と組んだほうが速い、という割り切りなんだと思います。
全部自社でやるTesla・Figureとは真逆の発想です。どちらが正解とは言えませんが、自分の強みに集中して足りない部分は外から最強を借りる、という考え方は、ロボットに限らず参考になる戦略だなと感じました。