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投資2026-06-01
ファナックはなぜ利益率20%を維持できるの?
「替えの効かない技術」「部品まで自前で作る高い内製化」「自社製品で自社工場まで自動化していること」、この合わせ技で高い利益率を保っています。
製造業の営業利益率は5〜10%あれば優秀と言われます。ところがファナックは20%前後(2026年時点)。高くても飛ぶように売れるブランド品のような利益率です。
理由の1つ目は、他社が簡単に真似できない「乗り換えにくさ」。工場の現場はファナック製品の操作に慣れていて、他社に替えると再教育に大きなコストがかかります。投資の世界ではこれを「経済的な堀(ほり)」と呼びます。替えが効かないから値下げ競争に巻き込まれず、価格を保てます。
2つ目は内製化の高さ。サーボモータやセンサーといった中核部品まで自社で作り、外から買う割合を減らしているので、原価を低く抑えられます。
3つ目は、自社のロボットで自社の工場を自動化していること。人手のコストを抑えつつ、需要に合わせて生産を柔軟に調整できます。工場の稼働が上がると利益率がさらに伸びる構造です。
こうした合わせ技に加えて実質無借金。だから堅い経営を続けられているわけですね。