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ビジネス・業界2026-06-01
なぜファナックは工場の「頭脳」と「筋肉」を両方握れるの?
結論から言うと、ロボットに命令を出す装置(CNC)と、実際に動くロボット本体の両方を作っているからです。命令する側と動く側、どちらもファナック製なんです。
工場のロボットに「ここを溶接して」「刃物の回転数はこれ」と指示を出すコンピューターを「CNC(数値制御装置)」と言います。ファナックはこのCNCで世界シェア約50%、国内では約70%。かなりのシェアをもっている状態です(2026年時点)。
さらにロボット本体でも世界トップクラスで、シェアは約18.5%。つまり「頭脳(CNC)」と「筋肉(ロボット)」を両方握っているわけです。「命令する装置」と「動く本体」の相性を自社内で完璧に合わせられるのが強みです。
CNCとロボットの二刀流でここまでのシェアを持つ会社は他にほとんどなく、ABB・安川電機・KUKAと並ぶ世界4大産業用ロボットメーカーの中でも筆頭格とされています。
補足メモ
日本からは安川電機とファナックの2社が4大メーカーに入っています。同じ国内勢でも得意分野が少しずつ違うので、見比べると面白いです。