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投資2026-06-02
キーエンスは無敵でも、株価は割安ではない
キーエンスは収益性も財務も飛び抜けて強い会社です。ただ、それは市場もよく知っているので、株価は割安とは言いにくい水準です。
強みははっきりしています。営業利益率51.9%、自己資本比率94.5%でほぼ無借金、海外売上比率は約65%でグローバルに稼げる体質、そして新商品の7割が世界初・業界初で値引き競争に巻き込まれにくい。長期ではヒューマノイド・フィジカルAIという追い風もあります。
一方でリスクもあります。まず景気の影響。設備投資向けのBtoBなので、世界の設備投資マインドが冷えると業績が落ちます。次に株価水準。PERは市場平均よりかなり高く(執筆時点で40倍近い水準、株価で日々変わります)、すでに高い成長を織り込んでいます。成長が少し鈍るだけでも株価が下がる余地があるということです。さらに、ヒューマノイド企業への採用はまだ発表が無いので、その期待が剥がれると下げやすい点も注意が必要です。
僕の率直な感想は「無敵さには理由があるし追い風もある。でも市場もそれを分かっているから、ロマンもリスクもちゃんとある」といった銘柄だと思います。
補足メモ
ここはあくまで個人の投資判断の話ですので、最終的な売買はご自身の判断でお願いします。数値は2026年6月時点です。